radikoプレミアムを解約したら、ラジオをちゃんと聴くようになった
10年超えのラジオ好き
大学生の時たまたま「伊集院光 深夜の馬鹿力」を初めて聴いたときの「公共の電波でこんなこと言っていいのか!」という衝撃と共にラジオにはまり、主に「伊集院光 深夜の馬鹿力」「さまぁ~ずの逆にアレだろ」「爆笑問題カーボーイ」「バナナムーンゴールド」を毎週欠かさず聴く生活をしてきました。
ネガティブで眠れない長い夜を深夜ラジオが救ってくれたし、実はオクサマとの馴れ初めもラジオ好きという共通点。ラジオは、まさに人生を良い方向に変えてくれた存在です。
子供が産まれてからは深夜にリアルタイムで聴くことが難しくなり、ラジオサーバーで録音したものを聴くように。でも、TBSラジオ"JUNK"枠の2時間番組を毎週欠かさず聴くのは難しくなりました。
radikoタイムフリーが始まる
その状況を変えたのがradikoタイムフリー。
ラジオサーバーは「録音できるラジオ」なので、やはり日によって雑音がひどかったり、録音に失敗することもありました。
放送後でもアプリで番組が丸ごと聴けるradikoタイムフリーは、まさに画期的でした。
ただタイムフリーにも制約はあって、
- 再生開始から24時間しか聴けない
- 放送から一週間経つと聴けなくなる
というもの。2時間枠のJUNKは聴き切れないまま24時間経過してしまうことが多かったです。
でもそれを裏技的に解決したのが、radikoプレミアムの"エリアフリー"。
JUNKはTBSラジオの番組ですが、地方のネット局でも流れているのです。なので、TBSラジオで聴き切れなかったときは、沖縄のRBCで続きを聴くという裏技を使っていました。
そのための費用なら、月額378円は安い。不景気が囁かれるラジオ業界を応援する意味もこめて、ずっとradikoプレミアムを使ってきました。
他の娯楽が押し寄せる
いま僕はラジオの他にこんな趣味があります。
- 読書
- ランニング
- 自転車
- 勉強(これは趣味ではない…)
仕事と家事の他にこれだけやりたいことがあると、ラジオばかり聴いているわけにいきません。
特に読書と自転車と勉強はラジオを聴きながらできるものではないので、これらに熱中しだすとラジオの時間は減ります。
そういう状況で、ラジオを聴かないまま一週間が過ぎてしまうことが増えました。
その裏には、radikoプレミアムがあるから聴き切れなくても大丈夫、という気持ちも影響してたと思います。
radikoプレミアムを解約した
きっかけはお小遣いの使い道の見直しなんですが、ちょっと月額378円の元取れてるのか?が気になり、試しに解約してみました。
すると意外にも、ラジオをちゃんと聴くようになったのです。
まずネット局で続きを聴くことができなくなったので、出来る限り24時間以内に聴き切るようになりました。
例えばある番組を水曜日の昼休みに聴き始めたら、翌朝のランニングのときにも続きを聴くようにしたり、運用で工夫をするようになりました。
聴き切れないことを受け入れる
ただ、2時間のJUNKだと聴き切れないことが多いです。
いまJUNK枠で毎週聴いているのは「爆笑問題カーボーイ」だけなんですが、これは冒頭40分ぐらいのオープニングトークと、そのあとの1コーナーぐらいで24時間が経過してしまいます。
以前であればこれが自分の中では許せなかったのですが、今はこれでOKと思っています。完璧にこだわって番組自体を聴かなくなるより、一部でもいいから毎週聴くほうがいいのかなと。
日々試行錯誤ですが、状況を変えたことで、ラジオがまた生活の一部になってきたのが嬉しいです。