MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

パラオ行きを思う

天皇皇后両陛下がパラオへ行った話。(ちょっと皇室の方への敬語がよくわからないので、失礼があったら申し訳ない)

 
 
言ってしまえばけっこうなご高齢であり、しかも1泊2日のハードスケジュールである。はっきり言って私でも相当に堪えるし、皇后様は最近まで風邪を引いていたと思う。
 
なんでそんな無理をしてまで、パラオへ行かれたのか。
なぜ、海保の巡視船も同行したのか。
 
陛下は、約1万人の英霊をお迎えに行かれたのだと思う。
 
今となっては良し悪しで判断できる話ではないのであえて言うが、国のため、天皇陛下のために、遠く日本から離れた場所で心ならずも命を落とした英霊たち。
彼らを、代は変われど、今上天皇自らが、日本の古名がつけられた巡視船「あきつしま」を率いてお迎えに向かわれたのだ。
こう思えば今回のパラオ行きのいくつかの疑問は、すっきり合点がいくのだ。
天皇陛下は今でも、神事を執り行われている。人間であらせられるが、やはり浮世の人間とはちがうのだ。
そう思うと今回のパラオ行きは、心の深いところにしみじみと沁み入ってくる出来事なのだ。