MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

モノをそろえていく段階はそろそろ終わりかもしれないな、という話

30年生きてきて一番高い買い物は13万円のMacBook

そんな私がマンションという高い高い買い物をしてしまったわけですが、なんだかふと、次は何を目指せばいいんだろうなあと思ったんです。
何の気なしのつぶやきに妻が「子育てっていう大事なことがあるじゃない」と言いました。
変な話ですけど、ああそうだ、と目からウロコが落ちました。
私が「次の目標」「将来の目標」といってずっと思い描いていたのは、たとえばフェンダーの本物のジャズベースだったり、深緑のミニクーパーだったり、広いリビングや書斎だったのです。
ぜんぶモノ。
こんな生活がしたいとか、こうやって生きたいみたいなことを、具体的に考えたことがありませんでした。
金額でいえばベースもクルマも飛び越えてマンションというとてつもない買い物をしたわけです。モノだけでいえば、ある意味ゴールしてしまったと言えるかもしれません。私の「次になにを目指せばいいんだろうなあ」は、まさにモノだけのことを指していました。
マンションは家族が住むためのハコで、ベースは音楽をするための道具。
しょせんモノは使うためのもので、それは目的にはなりません。
ローン返さなきゃっていう現実的な壁があるのも理由かもしれませんがw、次が思い浮かばないような買い物をしたことで買い物欲が落ち着いたのかもしれません。