MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

拡散すんな

大災害のあと3日目までは、メディアでは淡々と事実が報じられる。
4日目からは、憶測や批判やお涙頂戴やデマが飛び交い始める。そうなったらもうテレビも新聞もSNSもシャットアウト。
ここからは自分の生活をキチンと送り、募金や買って応援をする。落ち着いた頃に旅行に行く。
ボランティアになる時間や術はなし、長引く避難所生活や復興に関する専門的な知識も持たない凡人に出来ることはそれぐらいのものだ。
SNSでキュレーター気取ってノイズを拡散する輩や、避難所の生活を面白おかしく電波に乗せる輩はクソして寝てろと言いたい。

東日本大震災のときは自分の生活にも影響があって、気分の落ち込みがあった。
今回は直接の影響はないが、父方の出身が熊本なのである意味では3.11よりも気持ちが参っている。
よく知っている土地が被害を受けた映像や、シンボルである熊本城の悲惨な姿が思いの外重くのしかかっている。
もう被害の状況はよくわかった。たくさん住んでいる親戚も無事が確認できた。だからもうメディアはシャットアウトして、自分の暮らしをちゃんと送る。