MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

朝、マックにて

月曜日の雨ぐらい、いやな奴はいない。だってそうだろう、前日まで休日の毛布にくるまれた体を無理やり引っ張り出して、長くてストレスフルな5日間を始めようという日なのだ。せめて天気ぐらい、アホみたいに晴れていればこっちだってそんなわからずやではない。そうかそうか、それならば会社へ行ってせいぜい仕事のまねごとでもしてみようか、ぐらいの気持ちにはなるのだ。
それがなんだ。もし休日だったら、ありものの食料と録り貯めたテレビを糧に1日カウチポテトを決め込むしかないような本気の雨。ふざけるのもいい加減にしてほしい。

意を決して外に出れば、五日市街道が混んでいてバスはいつもの倍時間がかかる。いつもの電車には乗れない。次の当駅始発を待っていれば、座れることは座れるけど、駅から会社まで小走りだ。
やなこった、雨のなか小走りなんて。
早めに1時間の時間休を申請して、朝マック。この時間は人が少なくていい。ホットコーヒーとハッシュポテト、エッグマフィンを前に朝からのささくれ立った気分が落ち着いたと思えば、一つ右の席に、アイスコーヒーを手になにやらバタバタしたサラリーマンが座った。
やおらレッツノートを引っぱり出して、カチャカチャカチャカチャッターーーーン!!!!
うるさいのだ。
耳障りなのだ。
パソコンメーカー各位。
いまパソコンが抱えている一番の問題点は、キーボードのカチャカチャ音だ。うるさい。まったくもってうるさいのだ。
そしてまた、落ち着いた気分がささくれ立つ。ああ、うるさい。ッタンタンターーーン!!!!って、何をそんなに力込めてるのだ。
朝マック、台なし。