MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

おれの中でミニマム書斎ブーム再びー『あたらしい書斎』を再読した。

どうやら子供が産まれそうになると、“自分だけの場所“を充実させたくなるらしい。

一人目のときは、文庫版ドラえもんを買い集め、大量にある書籍の電子化に邁進し、iPad miniとfamousのウクレレを購入、極めつけはampeg社のベースアンプを衝動買い。

せまい賃貸マンションで高さ1m以上あるアンプを買うなんてどうかしてたとしか思えない。ふと我に返って早々に手放し、今は妻との笑い話になっている(よかった)。

 

 

もうすぐ二人目が産まれるのだが、また自分だけの場所を充実させたくなっている。

一人目のときはモノを増やす方向に向いたが、今回はモノを厳選していく方向に向いている。

20代のときに憑かれたように買い集めたHerpa社の旅客機模型や、一人暮らしを始めるときに買ったアルミ剥き出しのランプシェード、もう被るのに少し躊躇するHarleyのハットをヤフオクで処分した。もはやヤフオクで1円にしても買い手のつかないものは捨てようと思っている。

子供が二人になり、住まいは3LDKの持ち家。

いま本棚やデスクなどを置いて書斎として使っている部屋は将来的に子供のものになるのが決まった。これに悲観はしていなくて、物事はある程度枠組みが決まっていた方が進めやすい。物理的に書斎がなくなるならどうするか?を考えればいい。

そんな訳で、これからの書斎、自分の場所をどうしていくかを最近考えていて、あれこれ関連するブログや書籍の徘徊をした末に、いしたにまさきさんの『あたらしい書斎』と再開した。

 

あたらしい書斎

あたらしい書斎

 

 

これもたしか一人目が産まれたすぐあとの時期にKindleで買ったもので、前回と今回では自分の中での書斎へのアプローチが違うのでマーカーする場所もけっこう違った。

前回はどう家具を配置するかを扱った第2章を熟読したのだが今回は完全にスルー。今は家具を増やしたくない。でも第5章のいしたにまさきさんの書斎はミニマムですごくよかったな。壁に沿って置かれたL字デスクと、反対側におれの持ち物ならすべて入りそうなサイズの棚、その間の床に置かれたラグ。子供が独立してまた部屋を持てたらこんなミニマム書斎をつくりたい。

今回は、現代の書斎の在り方を定義した第1章、書類の電子化や書籍の管理、クラウドを活用した情報整理を扱った第3章がとても参考になった。

このように、読む時期によって興味をもつ場所が変わってくる本はいい本だ。