『翔ぶが如く(七)』司馬遼太郎
『翔ぶが如く(七)』司馬遼太郎
いよいよ薩摩・私学校が決起する。ここにきて再び登場回数の増えた西郷どんだが、もうなんか中身がなくなっちゃってる。
司馬さんのいうように、死ぬタイミングを失っちゃったんだなと思う。
やるせなす。
『消滅―空の帝国「パンナム」の興亡』高橋文子
パンナム全盛期から斜陽の時代に至るまでを、キャビンアテンダントとして経験した筆者によるパンナム本。
信じられないほど奔放な社風には、ただただ驚かされた。
ただその社風がパンナムというガリバー企業の消滅を招いたわけで、
ここに航空会社の“古きよき時代”は終焉を迎えたのだろう。
でも、いまだにエアラインのアイコンといえばパンナムだ。
伝説のエアラインに、一度乗ってみたかったなあ。
いま読んでるもの
・『翔ぶが如く(八)』
・『一度も植民地になったことがない日本』