MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

蔵書の少ない読書家でありたい

ブックスキャンでPDF化したデータをやっとすべてダウンロードした。
せっかくだからKindlePWになにか入れて明日の電車で読もうと思ってたのだが…読みたい本がほとんどない。
だいたい50冊ほどデータ化したが、読もうと思ったのはせいぜい3冊ほど。
しかし、読み返したい本の割合というのは、実はこんなものかもしれない。
血肉になる本はほんのわずか。
年間30冊ぐらいは読んでると思うが、ぜひ読み返したい、これは血となり肉となるだろうと思える本が1冊あれば万々歳。
これをあと30年に渡って続けていって、まあ読み返したいと思える本は50冊もいかないだろう。
しかし、本棚に置いていつでも手に取れるようにしておく本は50冊ぐらいが理想かもしれない。
だが、通読してすぐに手放してしまう本が無駄かというとまったくそんなことはない。
知識や思考は水と同じで、流れていないと濁りはじめ、やがて腐りはじめる。
だからいつも新しい本を読み、知識や思考を流動的にしておく。時々は本棚の本を読んで、自分の血肉にする。そしてごくたまに新たに出会う読み返したい本だけを手元に置いておく。
こんな感じで、蔵書の少ない読書家でありたいと思う。