MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

「明るく楽しい生活」というソリューション

ビームス設楽洋社長のインタビューやTwitterを見ていて感じたこと。

「明るく楽しい生活」を提供するのは、大げさにいえば世界平和への一つのソリューションである。

世界各地で紛争や貧困や資源や衛生や人権蹂躙など問題は山ほどある。

日本だって過去現在未来にわたる課題がたくさんあるけど、明るく楽しく生きている人がいる。たとえば設楽社長のように。(脱線すると、バナナマン設楽さんもまた、毎日楽しそうに生きている人だと思う)

設楽社長にだって課題はたくさんあるに違いない。生きていて一つも課題を抱えている人なんていない。本当に課題がない状態になっても、人間は勝手に課題を設定し、頭を抱える生き物だと思っている。

つまり課題から解放されるときは死ぬときだ。

死ぬまで課題から解放されないなんて嫌だ!

戦後の日本が台頭してきたビジネスモデルは崩れ、世界と戦えなくなっているのは確かだ。今までどおりのフィールドではもう戦えない、というか、戦っても旨味がないと言える。

今の日本のお家芸で世界と戦える要素って「ポップさ」じゃないだろうか。

それはサンリオやアニメ産業のようなコンテンツだったり、明るく楽しい生活だったり。これを「平和ボケ」で片づける人もいるけど、何がいけない?

平和を求めていない人なんて、軍需産業で食っている人も含めていないんじゃないか。

結局、殺されたい人なんていないんだから。

経済的な貧困も戦争の引き金になる。

戦争を起こさない、巻き込まれないために、経済的な強さを手にする。

その一つが「明るく楽しい生活」の提示。

「ファッションのセレクトショップ」から「ライフスタイルの提案」にビジネスを広げたビームスは、その好例だろう。