MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

UP(カールじいさんの空飛ぶ家)

3Dで見てきた。
お話は面白かった。夢の世界に浸るのは楽しい。
さて3D。
入り口でごついメガネを配られ、おもむろに装着。重い。鼻孔がつぶされて息がしづらい。
強度を考えてのあの重さなんだろうけど、もうちょっとうまいことできないだろうか。


正直、この映画では3Dである必然性を感じなかった。
3Dであることを意識してつくっている節も見られなかったように思う。
アバター」の方が3Dの効果を実感できるらしいが、残念なことに興味が無い。
他の作品に期待。


もしこの先3D映画が主流になったら、きっと「マイ3Dメガネ」が当たり前になると思う。
とすると僕は3D映画の黎明期を体感したことになり、
「あの頃は信じられないくらいごついメガネをかけたもんだ」と子供に話すのだ。


か、3D映画自体が時代のあだ花になってしまうか。
ヴァーチャルボーイ的な。そんな匂いもないではない。
どっちだろう。何にしろ、新しいものはわくわくして楽しい。


あと、題名は原題の「UP」の方がふさわしい。何の映画かわかりづらいんだけどねー。


本編の前に流されるショートフィルムもよかった。
ここで見れます。
http://www.dailybest.hu/pixar-partly-cloudy/
暗めの雲が出てきた時点で、実はうるうるしていた。涙腺のハードルが低くなっている。
言葉の要らない表現が一番強い、と密かに思っている。