MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

『遊ぶ奴ほどよくデキる!』大前研一

「オフビズ」―仕事をしていない時間ーを充実させるにはどうしたらいいか、最大のポイントは、計画的に楽しむことである。P13

何冊かこの手の本を読んでいますが、計画するもしくは時間を天引きしないと、仕事以外の時間が確保できないというのはもはや常識のようです。

1時間は語れる、ぐらいに1つの趣味を追いかけたい。趣味は、投資時間と楽しみが比例するという、とてもシンプルな世界だからだ。P35

自分が何事も浅く広くな性格なので、 趣味の深さというのは意外と悩んでしまうポイントだったりします。1時間語れるって相当だぞ(笑)

興味のあるスポーツ(趣味)と出会ったら、忙しさを理由に先延ばしせず、すぐに始めることである。「定年退職したら、新たにこの趣味に挑戦しよう」と計画を立てる人がいる。だが、実際にそれを実現するには至難の業だ。定年になってからでは、おっくうになるのが関の山である。P40

 これはそうかもな。今やりたいことを30年後にも同じぐらいの気持ちでやりたいと思ってるか?と考えると…

モノに対するこだわりとブランドに対するこだわりは全く異なる。自分が使うモノがブランド品かどうかなどはどうでもいいことである。 P 45

 モノに対するこだわりは「使い勝手のよさ」「耐久性」「メンテナンスのしやすさ」かな。ブランドはそんなにポイントじゃない。

極端に体力を要するスポーツは別とすれば ある時期にとことんやっておけば 年をとってからでもある程度のレベルで楽しめる。 だからこそこれだと思ったものが見つかったらとことんこだわってほしい 。P 50

 今でも10代で熱中したギターやベースは弾けるもんな。そういうことか。

お金を使ってしかオフのプランを立てられないのは発想があまりに貧困すぎるしそもそも家計が持たない。 お金がかからずそこに行けば心身ともにリラックスできる。 そんなお馴染みの場所を見つけておくことは 特に今のような時代とても大切なことだと思う。P60

これは大事。

土曜日の朝から日曜日の夜までが週末のオフという今までの常識を捨て去る。 金曜日の夜は土曜日・日曜日を満喫するための助走時間。土曜日は体を動かし日曜日は心身を休め、そして日曜日の夜は月曜日からの仕事に精力的に向かっていくための助走期間とすることで、 月曜日の憂鬱は目に見えて解消できるだろう。 P 73

 なるほど。たしかに無意識的に金曜の夜は仕事のこと考えないし、日曜夜はちょっと仕事のこと考えている。それでいいんだ。

一冊のビジネス書を読むのに 費やすのは1時間が目安だろう。 4時間も5時間もかけて最後まで同じペースで読むと、 かえって読みどころがどこだったかが分からなくなり 読後感も散漫になる。 P 79

 早いなーと思ったけど、ビジネス書と文芸書を同じように読まなくてもいいんだ。ビジネス書への抵抗がちょっとなくなるなこの考え方。実際にできるかが問題(笑)

年に一度は5日以上の連続休暇を取り、 何もない場所でスケジュールに束縛されずに過ごしてみよう。 P 96

 これはやりたいー何もしない時間を作りたいー

人生のあらゆる問題に共通したことだが、 問題が発生したら それがなるべく小さいうちに解決策を施す。 これが問題を短時間で最も簡単に解決する方法である。 断言するが、 自分の健康を犠牲にする価値がある仕事など存在しない。 P 125

 先延ばしにして状況が好転することはまずない。

団らんの場で重要なのは 父親が会話の司会進行役を務めることだ。 ただし、 昇進などの明るい話題、 転勤などの家族の生活に大きく影響を与える話を別にすれば、 会社の話、 仕事の話のように家族が聞き役に回ってしまうテーマは避けるべきだ。 P 169

 家庭での居場所づくりに悩んだら思い出したい。

「妻の趣味は神聖にして侵すべからず」― 妻が大切にしている世界に自分も飛び込もうとするのではなく、 よき聞き手に徹することがとても重要なことだと思う。 P194

 男はあーだこーだ言いたくなる生き物なので、、自戒をこめて。

 

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