MINOTAKE LIFE

死ぬまで無事系サラリーマンの、身の丈に合った生活

『服が、めんどい』を読んで変わったこと

ハタチのころはパーカー、ジーンズ、スニーカーでそれなりになってたのに、いま同じ格好をすると絶望的に醸し出される「これじゃない」感。

あれから15年(リスペクト綾小路きみまろ

もう35ちゃい。肌ツヤは無くなり、髪のボリュームも落ちた。

さすがにPizza of DeathのTシャツとかVANSの派手なスリッポンとかは卒業したけど、俯瞰して見ると、まだ延長線上であることに気が付いた。

気づくきっかけになったのが、この本です。

一般的に、手間をかければクオリティは上がるもの…ですが、自分のファッションに関しては、そうとは限らないことを、15歳のときから20年痛感し続けている。なんせ身長は160前半、徐々に太ってきている。頑張ったところで、たかがしれている。

だからなるべく手間はかけたくない。

でも、服装がキマると、一日の気分がよくなるのも確か。

さらに、娘2人の父親として、ほかの親御さんから見て少なくともダサいと思われたくないという見栄もある。

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著者いわく、この本の目指すところは「手間ひまかけずに旨い料理」

最高です。最高裁判所なのです。

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基本はユニクロで十分としつつ、革靴(コインローファー)はちょっと奮発してユナイテッドアローズやグリーンレーベルをお薦めしてくるあたり、信頼できます。力の入れ所と抜き所すら分からない人間にはありがたい。

俺の大好きな七分袖シャツやクルーソックスは、子供っぽいんだって。言われてみればそうだ。ハンカチ、靴下、ベルトも、もう10年以上持っているものがたくさんある。

定番の白シャツやTシャツも、シルエットに流行があるので3~4年周期で買い替えた方が良いというのも、わかりやすい。

パンツは、膝の部分がぽこっと出てきたら買い替え、Tシャツは首がよれたら買い替えなど、見切るタイミングが明示されているのも最高。

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まずはクローゼットの棚卸をして、柄物を一掃します。

7年ぐらい履き続けているブルージーンズも、明日ユニクロで新調してくる。(ストレート型はNGなんだって。ずっとストレート型履いてたわ…)

ひとまずこの本に載っているものを素直に揃えて、30代後半のスタンダードに追いつきたいと思います。

今年一番、買ってよかったと思える本でした。